―俺が・・・・なに?-











なんだろう。











カケルくんが・・・なんなんだろう。


「ねぇ。おれが・・・・なんなの?」
「エ・・・・。」


まっすぐな目。




「な・・・なんでもないよ。それより腕は平気???」

私はあわてて話題を変える。



でも







「ねぇ、何?」

カケルくんはそれに乗らない。


「う・・・腕見せてよ!!腫れてるかも・・・」



私は右腕に触れようとした。












ガシッ!!!!










「―――――――――――っ!!!!!」
「答えてよ。」

カケルくんが私の腕をつかんだ。



「カ・・・カケルく・・・;」