「今日・・・・海でカケルクンにあってなかったら,私きっと・・・・」

「何?」

「ずっとウジウジしたまんまだった。なにも先に進めないままウジウジしてたと思う。ありがとう。」

「そんなことねぇよ。ただお前にはきっかけがなかっただけ。」

「・・・・そういえばカケルクンなんであそこにいたの?」

「・・・・・・・あぁ。おれの家あのへんなんだよ。」




へぇ!

そうなんだ!!



「いいねぇ海近くて!」

「そうか?すげぇ夏はじめじめするけど。」


おうちあのへんなんだ。

そういえば,悠と水野先輩の家もあのへんだった気がする。

いいなぁ,海の近くで。