「ごめんな,気になった?」

「う・・・ん。」

そっかぁ,と言いながらカケルくんはストラップヲ取り外してポケットにしまった。


「・・・ちょっと嬉しい。」

「え?」

「ヤキモチやいた?」

無表情で彼は聞く。

「ヤキモチ・・・というか。ビビッタの。」

「そっかぁそっかぁ。」



彼はポカリを飲みほして立ちあがった。















「俺が好きなの春美だけだから。」