「飽きないよ。だって、星空が好きなんだから。
それに、そう言う光だって毎回つきあってくれるでしょ?」



「まあ。そりゃあ俺も好きだけど…。
でも「なら文句は言わないで。」


と、まだ何か言いたげな光にかぶせて言った。

光は、少し不貞腐れた顔をした。




ここからプラネタリウムは歩いて10分。

自転車で行けばもっと早く着けるけど、光とはなんとなくいつも歩いて行っている。


話ながら行くのが好きだからなんだと思う。




光と部活の話で盛り上がっていたらいつの間にか、プラネタリウムまで後100mのところまで来た。