「まあ、犬の方は空が守る様にして抱きかかえてたから大丈夫だと思うけど。」


「そうなんだ…。


空が守ったんだ…」





菜月が悲しそうに言うから、空気もなんだか冷たくなった…。







話す事が無くなって3人とも黙り込んでしまった。