「困ったことになりましたね…」


「そうなの。どうにかしたいんだけど、どうにもできなくて…」



　さすがにこれから毎日こんな風になるのはごめんだからどうにかしたい！



「･･･ボクと付き合ってるってことにすればいいんじゃないでしょうか？」


「えっ?!でもっ、昨日付き合ってないって言っちゃったし…きっと信じないよ！」


「それは、売り言葉に買い言葉だったと言えば、紅月くんは信じると思いますよ。」


「そうかな…？･･･でも、いいの？」


「何がですか？」


　だって、私と付き合ってるなんて公表されたら、損するよ？

　ブサイクだから。。




「私と付き合ってることになったら、損しかしないよ？」


「え？どうして損するんですかっ？」



　なんか、笑ってるんですが…?


　笑顔かわいいっ/////





　･･･っていうのはおいといて。



「だって、ほら、私ブサイクだし。。それに…彩人くんのファンが減っちゃうかも!!彩人くん綺麗だから！」


「･･･あの、そんなの気にしませんよ…？」



　気にしない、でしょ?!でしょ?!



「えぇっ!?!?!?」


「･･･小夜さん、勘違いしているようだからいいますけど…」



　ｺﾞｸﾘ…


　一気に彩人くんの顔が真剣になった!?