「ねぇー、小夜ちゃん。おしゃべりしながらしようよ~!」


「遠慮します。作業効率が下がるので。」


 さっきからそればっかりっ!!

 ただでさえ、のんびりで手があんまり動いてないくせに、話したら余計動かなくなるでしょっ?


 大体、私はあんたが嫌いなの!


 あ゛ー、イライラするっ!!




「えー、いいじゃん!話そうよ~?手動かせばいいんでしょぉ?」


「まぁ、そうですけど。話すこともないですし。」


「え~、僕はいっぱいあるんだけどなぁ?・・・じゃー、僕が質問するから答えてね♪」


「はいはい。」






 面倒くさいタイプだ。ホントに。


 答えないとしつこいタイプだよ...


 あ゛ー!!もう、ホントッヤダ!!!