さっきからお母さんは、私を誉めちぎっている。 「やっぱり、うちの娘が一番可愛いわぁ!!!」 この親バカぶりはどうしましょう? 「おや~?服の準備も万端のようだね。そろそろ行こうかね!…いや~、うちの娘が一番かわ...」 「早く行くよ、お父さん!」 またしても、お父さんの言葉は遮り、もう少し、支度をした。 それから、バックに必需品だけを詰めて車に乗り、食事会の店に向かった。