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『ねぇ、あーちゃん』
『なーに？ママ』
『ママのママ、つまりはあーちゃんのおばあちゃんから聞いた話なんだけどね』
『うん』
『昔魔女は恋するとその時間をスウィートマジックタイムと言ったの』
『ふ～ん』
『なんでだと思う？』
『さぁ？まだ恋なんてわかんないもん』
『そうね……答えはね、恋をすると魔法をかけられたように甘い時間を過ごすからなの』
『そうなのか～』
『うん。ママもパパに恋したとき味わったの、今も恋してるけどねっ』
『そうなの』
『あーちゃんもそんな恋できるといいね！』
『うん！』
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