「残念だったね、カリンさん?彩人くんは私のこと大好きらしいから。フラれちゃったね」


「…っ!もう知らないっ!かっ、カリンに好きになってもらえただけでも光栄と思いなさいよねっ!?」





 それだけ言い残すと勘違い女は去っていった。





「やっと行きましたね。」





 隣にいるのは、いつもの大好きな彩人くん。



 個人的にはあの彩人くんも好きだけどねっ!





「うん。…ありがとう。」


「何がですか?」


「私への愛を叫んでくれて♪」


「っ/////」





 あ、でもちょっぴり照れ屋な彩人くんも大好きかも……?(笑)





 どんな彩人くんだって、隣にいたいって思うんだ。





「これからもよろしくね、彩人くん!」


「もちろんです。これからもいろんな意味で愛しますから★」


「え゙っ」





 でも、まだ肉食彩人くんは好きになりきってないです……