「はぁ……気が重い………」


「元気出してください。ボクもできる限りサポートしますよ、“副会長”として。」


「ありがとう、彩人くん。」










 彩人くんは副会長。





 人気投票で決まった。










「僕も小夜ちゃんの力になる~!」


「オレも!」










 そうだった。



 この二人は書記だった。





 人気投票は恐ろしいと思う。



 だって、こんなに生徒会に美形をそろえてしまうのだから。










「ありがとう。」










 ずっと話していると、『HR始めっぞ!』と言ってハヤTがクラスに入ってきた。