「今年は男子が多いんですね。」 「うん。だって8:2の比率だもん。」 今は、自分のクラス3-AAで左隣の彩人くんと話していた。 「そうなんですか。」 「うん。はぁ……それにバカばかりなのよ……」 「えっ…そうなのっ!?女王様、それ面倒じゃん!」 「はい。そうなんだよ、翔流くん」 なぜだかCクラスだった翔流くんがAAクラスになった。 本人が言うには“実力”らしい。 そして、私の右隣の席になった。