そんなことを考えていると、彩人くんが『あっ』と言い私の首元に手を伸ばしてきた。
「これクリスマスプレゼントです。」
「えっ?」
「あ、大丈夫ですか?」
起き上がろうとしたら、彩人くんが支えてくれた。
「っ!?」
「驚いてくれましたか?」
「ありがとうっ!!」
近くに置いていた鏡を取って首元を見たら、ネックレスがついていた。
しかも、ネックレスには光輝く指輪が通っていた。
「これは……?」
「ペアリングですよ。ほら。」
彩人くんの左手の薬指には私のと同じ指輪がはまっていた。
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