彩人くんが言った途端、体がグラついた。


『危ない』そう思ったときには遅かった。









「うわっ」


「きゃっ」










引っ張りすぎて彩人くんがこちらにバランスをくずした。



それとほぼ同時に抵抗がなくなってしまって、私は後ろにバランスをくずした。





つまり、










彩人くんが私の上に覆い被さる体勢になっている。










顔近いよぉ/////


体勢が恥ずかしいよぉ/////



心臓がヤバイよぉ/////





もう、色んな意味でヤバイよぉ//////////









「...もう、限界です。」


「え...?」


「許してください...」















チュゥッ