ちーちゃんに別れを告げて、図書室に向かった。 「すぅー…はぁー」 図書室の入り口で深く深呼吸をした。 静かに戸を開け、中に入った。 そして、カウンターに座る彩人くんに向けてこう言った。 「話があるの。来てもらえないかなー?」 彩人くんは静かに頷き、椅子から立ち上がった。 彩人くんを私は屋上へと向かった。