~side千隼~ 泣きながら・・・ 藍を家を飛び出していった 「藍・・・・」 ずっと口をきいていなかった 遥翔が小さく藍の名前を呟く 草太、奏太、龍矢の3人は 呆然としていて 藍のいた辺りを 黙って見つめている 藍と言い争いするなんて 初めてだからな どうにもこう 胸がざわついて落ち着かない それは多分あいつらも同じで・・・ 窓の外を確認すると 外はもう暗くなり始めていた 「俺・・「僕、藍探してくるね。」