―…なんだか凄く心地がいい。


桃杏は光に包まれて眠っていた。

何故だかわからないが、とても安心するのだ。



―…もう少し、寝ていたい。


桃杏は光に包まれ、真っ白な世界を移動している間一度も目を覚ますことはなかった。