「まぁた、うさぎ、うさぎ、か…」
黒曜が眉間に指を当てて唸る。
「何かわかったのか?」
「逆に、闇を飲み込んだンじゃねーの?
おまえが好きすぎて。」
不安そうに眉を下げるうさぎを、黒曜がジっと見つめた。
「闇を制御しちまったンだ。
理屈では可能だろ。
赤光は俺たちと同じ、生まれながらの鬼だ。」
「まさか…
では… では… 景時は…」
小さく呟いたうさぎが、その場にペタンと座り込んだ。
ハイ、全く話がワカリマセン!
誰か、解説お願いシマス!
「スンマセン。
どーなってンの?
てか、俺の服は?」
「服って…
ノンキなコト言ってンな。」
頬を膨らませる景時を、黒曜が鼻で笑う。