『『動くな、景時』』
「嘘だろ───────??!!」
あぁ、無情。
髪がクシャクシャに掻き回される。
「見ろ。
ヘっタクソな染めムラがねぇゾ。」
グイっと顔を上げられ、瞳を覗き込まれる。
「まるで琥珀じゃ。」
ついでに口も開けさせられる。
「どー見ても、牙だな。」
あらゆるトコロを、寄ってたかって弄くりまわされる。
マッパでね?!
コレ、ナニプレイ?!
もう、お嫁に行けねェよ…
「鬼気も感じるな…」
「そなたなら、この理由もわかるか?」
「いや…
また、斜め上いきやがった。」
景時から手を離して立ち上がったうさぎと黒曜が、ボソボソと話し合っている。
が、ガン見は継続中デスYO!