そう、あたしは始めからわかっていたんだ。 近付いてはいけない相手だということを。 あたしとは生きる世界が違う人物、だということも。 ただ、あたしのその「主張」は、 あなたの態度や、温もりや、 あたしに向けられた、その目線。 まるで快楽を求める何かをやったかのように頭がぽーっとして…。