「みづー!また後でねー」

「うん。5組後で行くからね〜ばいちゃ☆」


真奈と別れて
教室に入ろうとした時


ドンッッッ

「…はっ?痛っ…」

「あっ。…ごめん」


私にぶつかった男は
軽く謝ってから
忙しそうに教室に
入ってった


「私の席どこかな〜」

席を探している
途中に後ろから

「みづ…?だよね!未姫だよ〜♪覚えてるかなっ?」


1年時に学年全体で
新聞を作ってる時に
同じ係で少しだけ
喋った事がある

あんま喋った事もないのになれなれ奴だなとか思った

「…あっ。うん。覚えてるよ〜!」

「本当〜?よかった〜!!!これからよろしくねー♪」

「よろしくねっ♪」


それからいろいろな
人に挨拶をしていたら
先生が入って来た

皆いっせいに自分の
席につきはじめた

「ぇっ?私どこだっ?…あっ。あそこだっ!」


自分の席が見つかり
安心して周りを
見渡すと…………


「あっ………!!」