た、立てない…
多分左足を捻ったんだろう。
ギャルボスめが!!

「立てないんだろ?」

ソウタは気づいてたんだ。

「しょーがねぇな。ほら、おんぶ…」

そう言ってライヤが
"おんぶ"の体制になった。
申し訳ないながらも
甘えてみた。
じゃないと、動けない訳で…

「軽っ!朝も思ったけど軽いー!何食べてんの?」

そこまで軽いのだろうか?
そんなに言われたら恥ずかしい…

「ハナ、これハナの?」

ソウタは