ハクトは私が泣き止むまで
ずっと傍に居てくれた。
ハクトが居てくれたお陰で
安心出来た。
横顔が整ってて
多分、普通の女だったら
イチコロだなー。
そんなこと考えてると
生徒会のメンバー全員が
来てくれた。
多分、ハクトが呼んだんだろう
「ハナちゃん、大丈夫ぅー?」
「ハナ、大丈夫ー?」
「大丈夫か?」
皆、心配して来てくれたみたいで息が荒かった。
「大丈夫だよ。来てくれてありがとう」
出来る限り、明るい声を
出してみた。
一瞬、皆の顔が曇ったから
多分、無理してるのバレた
みたいだけど気にしない
「ハナちゃんー?やっぱり頬っぺた腫れてるっー!!」
あぁ。多分ボス豚にやられた
所だろーな
「僕の家に来るっー?」
なんでそうなるのよ。
「嫌よ。遠慮しておくわ」
色々痛むし…
帰りたいゎ。
「まぁまぁ、リョウお前手当て位出来んだろ?」
ハクトは当然のように聞いた
「出来るよぉーハナちゃんのお家に湿布ある?」
…。
「無いわ。家に来るつもりなの?」