朝からリョウ、ソウタ、ライヤが連れてきた女。

そいつはとてもアイツに似ていて…
俺は目を離す事が出来なかった。
でもどこか違っていて…。
ハナには、笑顔がなかった。
周りとは境界線を引き、かまわないでと言わんばかりのオーラを纏っている。

ライヤにハナの送迎をさせている時にリョウが言ってた。

『僕らに、巻き込もうねっー♪』

と。

俺はもう仲間を失いたくない。
ハナは俺が守る。
赤羽の奴らから、そして全ての危険から。