「帰る。」

「まだ聞きたい事あるんだけど?」

ソウタ諦め悪い。

「私の事なんていいじゃない。帰るわ私。」

「ソウタもういい。ライヤ送り頼む。」

ハクトに言われたソウタは、聞く事をやめて
また、さっきの様にパソコンを初めた。

「ハナー。帰るんでしょー?」

「帰るけど、送るのはいらないわ。」

なんで私をライヤが送るのか…。

「代々伝統で、副会長は補佐が送る事になってんのー」