『大丈夫だよ!』
俺は、笑顔をむけた。
「そっか♪」
『それより、飯そろそろくる頃だな♪』
───コンコン…
噂をすれば‥
「失礼致します。お食事のご用意ができましたのでお持ち致しました。」
仲居さんは、食事をテーブルに並べた。
「おいしそ〜♪」
美衣子は目を輝かせ料理に釘付けだ。
「当旅館は、海の幸、山の幸を新鮮のうちに使っておりますので楽しんでお召し上がり下さい。 それでは、失礼いたします。」
仲居さんは部屋を後にした。
『うまそうだな!食べよう♪』
「うん♪♪」
俺たちは満足気に料理を口に運んでいった。
美衣子、幸せそう‥
それだけで俺までが嬉しくなる。
連れてきたかいがある。
「はぁ〜、お腹いっぱ〜い」
『だな!』
俺たちは全部たいらげた。