「なぁ、、、最後に何か言っときたい事ない?」

「っ、、、。」

カタカタ震える女性を見て思わず笑みがこぼれてしまう。

「ええねんな、、、?せっかくチャンスやったのに。」

そういうと、さらに怯えたような目を俺に向ける。

「まぁ、、、言っても誰にも聞こえんねんけどな?もう、逃げられへんで。」

そう言って、俺はその女性の首に牙を立てる。

夜になると、オレンジ色になる俺の瞳。

鋭くなる牙。

、、、俺、人間ちゃうねん。