それからは夢のような日々だった。
楽しくて幸せで 学校に行くのが楽しみで
部活で会えない日は
遅くまで電話をしたりメールしたり

学校でもお似合いカップルって言われたりして
とっても嬉しかった。

佳真は やっぱりハッキリ言うタイプで


「好きだよ。」

「可愛いよ~。」

私を喜ばせる言葉をたくさん言ってくれて
私はその言葉が嬉しくてたまらなかった。


「佳真は恥ずかしくない?そんなにハッキリ言って。」

真っ赤になるのは私だけだから
意地悪な顔で 言うから からかわれてる気もする。

「俺は 思ったことちゃんと言えるタイプ~。」

最初は手をつないで…キスをして
そして半年後の記念日

細いのに筋肉で締まった体にしがみついて
一つになることを知った。