「この間のPVができたから 送られてきたよ。
なんたって女優さんがいるんだから うちには三人。」

園長が笑いながら DVDをくれた。

悲鳴をあげそうだった。
ここには Kei がたくさん映っててそして
歌を歌っている。

早く帰って一人で思いっきり音量あげて聞きたいな。

「何だかドキドキします。
変な顔で映ってなきゃいいな。」

忍先生が言った。

「それなりに映ってましたから
大丈夫だよ~。」 園長

「まったく園長のいいかたが不安にさせるんです。」

主任が怒ってる。


この二人けっこういい感じなんだよな。


「それにしてもあの Kei って歌も上手かったですね。
たまにドラマのわき役とかで見るけど かっこいいし
爽やかでしたね。好きになりました。」 主任

「努力家らしいよ。真面目すぎて
心配になるくらいらしい。あ 俺の友人が
プロダクションの経営陣でさ……期待の星らしいよ。」

そうなんだ。
まるで自分を褒められたように誇らしげ

早く帰ってみたいな・・・・。
私はDVDをガン見していた。