佳真のおねえさんから電話が来て
一緒に現地へ行くことになった。
パスポートは 佳真に
休みがとれたら新婚旅行にと言われていて
用意してあった。
まさか初めての海外が
こんなことになるなんて思ってもいなかった。
「大丈夫?」
おねえさんが心配してくれた。
「はい。祈るしかないから……。」
「うちのママ 佳真にはまだ
言ってなかったんだけど 入院しちゃってて
パパも残るって言うから……うちの子供は
妹にお願いしたから 一人だったから
蘭ちゃんいてくれて 心強いわ。」
「おかあさん どうしたんですか?」
「子宮にガンが見つかったの・・・・。
それで手術をおとといすませたんだけど……
あんまり心配かけたくなかったのに こんなことになって
かなり精神的にダメージ受けちゃってて…」
「ガンですか?」
佳真の大好きなおかあさん
高校の頃 二人の掛け合いにちょっと
ヤキモチ焼いちゃったこともあった。
「早く佳真見つけて おかあさんにも
元気になってもらわないと・・・・」
おねえさんが泣きだした。
「ほんとに 早く見つかってほしい・・・・。」
おねえさんと手を握り合った。
一緒に現地へ行くことになった。
パスポートは 佳真に
休みがとれたら新婚旅行にと言われていて
用意してあった。
まさか初めての海外が
こんなことになるなんて思ってもいなかった。
「大丈夫?」
おねえさんが心配してくれた。
「はい。祈るしかないから……。」
「うちのママ 佳真にはまだ
言ってなかったんだけど 入院しちゃってて
パパも残るって言うから……うちの子供は
妹にお願いしたから 一人だったから
蘭ちゃんいてくれて 心強いわ。」
「おかあさん どうしたんですか?」
「子宮にガンが見つかったの・・・・。
それで手術をおとといすませたんだけど……
あんまり心配かけたくなかったのに こんなことになって
かなり精神的にダメージ受けちゃってて…」
「ガンですか?」
佳真の大好きなおかあさん
高校の頃 二人の掛け合いにちょっと
ヤキモチ焼いちゃったこともあった。
「早く佳真見つけて おかあさんにも
元気になってもらわないと・・・・」
おねえさんが泣きだした。
「ほんとに 早く見つかってほしい・・・・。」
おねえさんと手を握り合った。