暗い部屋に響き渡るのは 私たちの
濡れた唇が合わさる音


「蘭 熱烈すぎ~~~」

そう言うと 佳真は私を抱きしめる。

「冷たいよ~~~きゃはは~」

「あっためてよ・・・・・」

私たちはお互いの着ているものを脱がしあい
ベットに転がり 求めあった。


まさか会えると思ってなかった


「佳真は いっつもこうやって
私を喜ばせる天才だね……」

「これからもっと喜ばせるから 覚悟して……」

「うふふ……エッチだ……」


大好き


大好き


佳真と一緒に歩けるこの世界なら
私にはどんな困難なことがあっても


幸せだから


「強くなるよ……」と私は言った。

「ん?」


佳真に愛されて肌は燃えるように熱くなっていた。



佳真の指と絡まった私の指


「ずっと…ずっと一緒だからな……
俺を信じてずっとずっと 一緒に行こう……」

佳真の荒い息と激しい吐息が一緒になって
私はさらに興奮を増す。


「蘭 顔見せて・・・俺に感じてる顔・・・・」

もう ダメだ・・・・・・
私は佳真の体に 覆いかぶさった。