「俺を信じてくれるよね?」

「もちろんだよ。」

「よかった。この世界何でもアリだから
とにかくもう少しそこで我慢してて。
マネージャーに頼んでおくから。」

「あ マネージャーって高田って人?」

恐る恐る聞いてみた。

「高田さんはその一つエライ人かな~
俺のマネージャーは橋本
多分今頃 おえらさんたちに絞られてると思う。」

「そうなんだ・・・」

こんな騒動になっちゃって・・・・・

「俺は 蘭と一緒になる夢を叶えるのみ!!
蘭は俺を信じてくれていればいい。
世界のだれもが信じてくれなくても
蘭だけいればいいよ。」

「うん・・・私も負けない・・・・。」


そう誰がなんて言っても
私は 佳真に愛されてる女だもん


電話を切って

ビルの窓から 都会の街へ向かって言った


「私が 佳真を守るんだから!!!」

強くならなきゃ
もっともっと・・・・・・

ここには嘘も演技もたくさんある
騙されるな 潰されるな 負けるな・・・・・・

私たちは一緒になる夢に向かって
歩き出しているんだから・・・・・・。