家族が全員で　祝ってくれた
私たちの未来

「こういう仕事をしてるから　傷つけることも
あると思うけれど　父親が言うのもなんだけど
佳真っていう男は真っ直ぐな男だから・・・・
いつでも信頼してやってほしい
お互いが信じ合う強い絆がないと　この先辛いことも
多いかもしれない　それが心配なんだ。」

白髪が目立ってきた佳真の父親が
頭を下げた。

「今回の騒動も　佳真にとっては
巻き込まれた感が強いけれど…でも世間はそうは
とってもらえないからこうやって
熱愛報道になっちゃって・・・・
私たちも驚いたけどね・・・。」

佳真の母親が私の手をとった。

「大丈夫　私たちがついてるわ。
影のマネージャーだから安心して！！！」
おねえさんが佳真の背中をバンバンと叩いた。

「マジでウザいマネージャーが二人もいるんだ。
俺のマネージャーなんか
勘弁してくれって言ってるけど。」

「え？何？アイツそんなこと言ってんの？」

大爆笑

「佳真は　Kei　という仕事をしているから
私もふさわしい人間になる努力をしていきます。
何だかその努力も楽しいようなそんな気がします。
ずっと忘れられなかった人と
再会してこうやってプロポーズされて
両家の家族に祝ってもらって
頑張ります　強くなります！！！
佳真を信じて・・・・・。」

みんなの拍手があったかかった。