「あ、りがと、、う・・・ござい、ます」

「お前、普通に喋れよ」

ムリですよ

だって、めっちゃ怖いんだから。

「そんで?なんであんなところにいたんだ?」

ド金髪が聞いてくる。

その話には触れないでほしい。

「ね、む・・い、、です」

そういってまた目を閉じ、意識を飛ばした。






遼said

「眠いです」と言ってすぐにスース―と眠ったこいつ

普通、この状況で寝るか?

5日間も寝たくせにまだ寝るのかよ。

しかも、喋り方がメッチャ警戒していたんですけど。

たく・・・廉人はとんでもないものを拾わせたな。

こいつは、たまたまケンカが終わって帰るときにゴミ置き場で見つけた。

最初は変な乾いた笑い声が気になって俺ら5人で見に行くと、そこで大量の血を流して眠っていた。