そんな恐怖からこんな口調になってしまった。
「そんなに怖がらなくても大丈夫だよ。あと3か月間はここに入院してもらうからね」
3・・・か月・・・
「雄介、そんなにひどいのか?」
さっきの男がお医者さんに聞く。
仲がいいのかな?
「全身打撲と、右腕からの出血、あと左足の骨折。あと1時間遅かったら死んでいたかもな。誰にこんなことされたの?体にもたくさん傷があったみたいだけど」
「・・・・な、んでも・・・あり、、ませ、ん」
「なんでもないことはないだろ」
言ってはダメだ
あの人たちにまたなんかされる。
その時、また病室のドアが開き、いかにも不良です!っていう人たちが入ってきた。
さっきいた人も怖い人だけど、この人達も変わらないくらい怖い。
「おーー、ホントに起きてるー!お前、俺様に感謝しろよ!俺がここまで連れてきたんだからな!」
さっき入ってきた1人が言った
ド金髪の腰パンやロー
耳のはたくさんピアスがついている。
別にそのままそこに置いていてもよかったのに・・・
でもそんなこと口が裂けても言えない。