一通り自分たちのやりたいことが終わると何事もなかったかのように帰る彼女たち。

あたしをごみ捨て場にそのまま捨てて。

カッターで切られて腕からは、どんどん血が出ていく。

ああ・・

このまま血液、なくなっちゃうのかな・・?

そうしたら、死ねるかな?

ふふ・・

アハハハハハ

気づいたら笑っていた。大声で。

自分でもわかる、この笑いがどんなに乾いているか。

ああ

眠くなってきちゃった

目をそっと閉じる。

すると突然、全然知らない声が聞こえてきた。

「・・・い、こ・・やば・・・ね?」

「ゆう・・・れて・・・くが」

ダレ・・?

あたしはそこで意識が途切れた。