先輩がシュートをきめるたび観客から黄色い悲鳴があがる
「狩野先輩!がんばってぇ!」
・・うるせぇ・・
狩野尋人。
バスケ部で1番の長身でイケメンってことは認めるけどさ、
あたしのタイプではないなぁ・・
カッコイイだけで流されるミーハーはもっとキライだ。
こんなとこ一生くるかって思ってたのになぁ。
ため息をつきながら隣をみるとさらにため息をつきたくなるほどの美少女。
「有沙ぁーもう帰ろー」
「・・・・」
はい。きこえてなーい
そのとき、狩野先輩がこっちにむかって手を振った。
もちろんあたしじゃなくて有紗に。
「えーやっぱ先輩あの人のこと好きなのかなぁ」
「めっちゃアピってんじゃん」
「付き合ってんのかな?」
「えーショック!!」
そんな声すらも聞こえてないみたい・・
でも、みんな知らない。
有紗が見ているのは狩野先輩じゃないってこと。
「狩野先輩!がんばってぇ!」
・・うるせぇ・・
狩野尋人。
バスケ部で1番の長身でイケメンってことは認めるけどさ、
あたしのタイプではないなぁ・・
カッコイイだけで流されるミーハーはもっとキライだ。
こんなとこ一生くるかって思ってたのになぁ。
ため息をつきながら隣をみるとさらにため息をつきたくなるほどの美少女。
「有沙ぁーもう帰ろー」
「・・・・」
はい。きこえてなーい
そのとき、狩野先輩がこっちにむかって手を振った。
もちろんあたしじゃなくて有紗に。
「えーやっぱ先輩あの人のこと好きなのかなぁ」
「めっちゃアピってんじゃん」
「付き合ってんのかな?」
「えーショック!!」
そんな声すらも聞こえてないみたい・・
でも、みんな知らない。
有紗が見ているのは狩野先輩じゃないってこと。