「………え、獣帝知らない…の……?」




間抜けな顔で私を見てくる。



『……ごめん…』




「……ふっあはははは‼」




突然笑出す芦屋にビックリして後退した。




いや、流石に不気味過ぎだろ。




すると、左肩が何かにあたった。




振り向くと黒髪の奴が居た。