ゆらっ
「ぅわぁー！！また揺れた！」
怖すぎだって！自転車でこんなに怖い思いしたの初めて！
「そんなに怖いんだったら俺につかまってればいいじゃん」
「は、はぃ！？」
「そんな風に両手をぶらぶらさせてるから怖いんだよほらつかまりな」
「う、ん/////」
私は両手を竹井くんの方に伸ばしてみた。
「ほらっちゃんとつかまれって」
グイッ
「うわぁっ！/////」
竹井くんに腕を引っ張られて私は竹井くんの背中にぴったりくっついた。
は、恥ずかしい…/////
私は顔が真っ赤ってことがばれないように下を向いた。
