~教室~
すごーく眠くてすごーく恥ずかしい思いをした入学式も終わり、今は学級活動の時間までの休み時間。
友達のいない私は、ただ窓の外を眺めていた。
「ねぇねぇ!!」
ビクッ!!
まさか声をかけられると思ってなかった私は思わずびっくりしてしまった。
「な、なに??」
私は声がした後ろを振り返りながら言った。
「超びびってる~♪wおもしろ~」
…え??また笑われてる??
私ってそんなに面白いかなぁ…?
私が少し戸惑っていたら、声を掛けてくれた子は、また笑った。
……ていうか、
この子超美人なんだけど!!!!!
ぱっちり二重で綺麗な黒髪で、
手足はモデルさんみたいにスラッとしてる!!!!!
うわぁ~絶対モテるんだろうな~♪
「ねぇ??聞いてる??」
「へ??あ、ごめんなさい!!全然聞いてませんでした;;」
美人すぎて見とれちゃったよぉ;;
「あなた、友達いないみたいだけど、もしかして、違う所から来た子??」
「え??あ、はい。そうなんです!!」
「本当に!?じゃあ私とおんなじね!!」
え??おんなじ??