「ほお…我を無視するか?雷珸。」


クローファが言った。


「まさかそんなことをするわけないでしょう?クローファ。」

その問いに答えたのは蘭。


「雷珸…。」

…?




蘭…悲しそうだ。









『雷珸…聞こえる?』


『蘭?!』


蘭が心で話しかけて来た。


『私を救う気持ちがあるなら、私にぶつかってきて。私はクローファに操られている。』


『ああ…フラーダに聞いた。』


『フラーダ…やっぱ早いわね…。』


そこで途切れた。









蘭…操られていたなんて…。













クローファ…ぜってぇ許さない…!!