「もう3週目だね・・・。」



慶吾さんとの彼女期間も半分が過ぎてしまった。



「あったりまえじゃん。時間は止まってくれないの。自分が動かない限り、この関係は終わっちゃうんだからね??」



「そう・・だよね。」


正直、本気で慶吾さんに恋をしてしまうなんて思ってなかった。



こんなにも好きになってしまうなんて、考えられなかったの―――。



「そういえば美玖ってさぁ?」


「何?」