「そう、あんたのため。昔さ、美玖のタイプがメガネで優しい人だったじゃん?」



「そうだっけ・・・??全然覚えてないんだけど。」



「だから、少しでも美玖のタイプになろうって思って変えたんだって。」



そうだったんだぁ・・・。

あたし、なんにも分かってなかった。



少しずつ、心の中に温かい何かがこみ上げてきた。



「ねぇ、瑠奈。ありがとね☆」


「ん?」