「ね、そうでしょ。絶対そうでしょ??」



あたしの好奇心は抑えきれない。



「うるせぇな、違うっつってんだろ。それとも何?前みたいに猛スピードで下ってほしいの?しょうがねぇなー。やってやるよ。」



は?待って。なんかへんな方向に進んでる・・・って、




「ひゃーーーーーーーーーー!!!やばいやばいやばい。ごめんなさーーーーーーい!」



あたしの叫び声と慶吾さんの笑い声は、学校に着くまでかなり響きわたっていました。