「芹沢さん、もう動いて大丈夫なんですか?」
焦って左之さんが言うけど、聴こえてないかのように鴨は私のところまで来る。
「大里ちょっと来い」
「分かりました」
変な空気の中にいたくなかったし、なんとなく鴨と一緒に行かないとと思った。
「お、おい」
突然の出来事に土方も、左之さんも戸惑っていた。
そんな二人なんてお構い無しで歩いていく鴨、私もその後ろを歩いていった。
「入れ」
着いたのは多分鴨の部屋なんだと思う。
言われるままに部屋に入り座る。
鴨と向き合う形で...
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…