「ウオォーー」


!?


グサッ


「調子に乗るなよ、てめぇ。

女が居たらよえー?
その女を狙うおめぇはなんだ?
ただのクズじゃねぇーか。
女を守って斬られる奴がよえーんじゃなくて、そんなことをしないと自分を守れねぇー、おめぇの方がよえーんだよ。

ゆっくり休みなクズ。
永遠のやみのなかで、永遠の眠りを...」


ドサッ


倒れた力士はすぐに生き絶えた。


その力士を見下ろす私の冷たい目に、冷笑を浮かべる私に、気づけば冷や汗が流れていた。