空気が、声が、景色が止まった。 私はのびたきた斎藤さんの手を叩いたんだ、そう気付くのに暫くかかった。 斎藤さんもまさか叩かれると思わなかったのか、唖然と叩かれた左手を見ている。 私は... ナニナンダロウ?