「あんた、壬生浪士組知ってんだ?
でもどれくらい強いかは知らないみたいだね。
抑える側に回ってる奴や、ここにいない奴が本気出したら、あんた一瞬で死ぬよ?
命が大切だったら喧嘩売る相手間違えるなよ」


あー、私何してるんだろう。


女である私が居るから喧嘩売られてるのに、それを棚にのせて...


てか、私の男装ってそんなバレバレなんか?


はぁー

めんどくさいなぁ。


「負け犬の遠吠えだろ、そんなの。
まぁ、今日はこれで終わっといてやるけぇ、さっさと田舎に帰れ」


はぁーい!


言われなくても明日になれば帰りますよ。



捨て台詞のように吐いて力士は去っていった。