「じゃあそろそろ僕たちは寝るよ。
いつまで固まってるんだい、平助?」


立ち上がりながら固まったままの平助を揺する


「お、おう」


返事はしたものの立ち上がろうとしない平助を半ば引きずるように部屋から連れて行った。


「そんじゃあ、土方。
今度こそおやすみ~」


部屋の隅に移動して眠りにつく

前に


「土方、私生きる意味できたから、
これから先ずっとここにいさしてな」


ニッ

と笑って今度こそ眠りについた。



「なんなんだよ、まったく。
でもまぁ、生きるって言ってるならそれでいいか」


という土方の声を聞きながら....