「大丈夫です。
それより、敵のなかに1番隊がいました」


土方と、近藤さんの驚いた顔、その後の一瞬だけ見せた悲しい顔


そのすべてを心に焼き付ける。


「行きましょう。
総司や、皆の元に」


近藤さんを連れ出すことは賭けだけど、皆を守るには皆の傍にいないといけない


だったら、移動するリスクをおかす価値にある、いつ尽きるかわからない私の命


この命で一人でも多くの人を助けたいから…


総司たちは最前線で戦っていた。


そこに加戦し皆で戦う


お互いがお互いに背中を任せ


前だけを見て戦う



信じあってるから出来ること



だけど私は違う…